AZIT(Amazonリサーチ) 読む時間 約4分

AI 商品リサーチの精度を、実際の商品で確かめました:画像を並べて見比べて分かったこと

AZIT の AI 商品リサーチで、候補に上がった商品を人の目で確かめました。仕入先と Amazon の画像を並べて見比べられるようにしたこと、見つかった見落とし(g と ml)、商品は合っていても仕入れに向かないものの扱い方を紹介します。

仕入先と Amazon の画像を並べて見比べ、見落としを直してまた確かめることで、AI 商品リサーチの精度を上げていく流れ

AZIT の「AI 商品リサーチ」は、仕入先の商品と同じものを Amazon から探して、利益が出そうな商品を並べる機能です。AI が見つけてくれるのは便利ですが、「本当に同じ商品なのか」が合っていなければ、仕入れの判断には使えません。そこで今回、実際に候補に上がった商品を 1 件ずつ人の目で確かめ、AI の判断がどこまで合っているかを調べました。この記事では、確かめ方と、分かったことを紹介します。

仕入先と Amazon の画像を、並べて見比べられるようにしました

これまで、候補の商品が同じかどうかは、主に商品名・ブランド・型番・容量といった文字で判断していました。文字だけでは、パッケージや形の違いに気づきにくいことがあります。そこで、仕入先の商品画像と Amazon の商品画像を、カードの中に左右に並べて出すようにしました。

あわせて、AI が 2 つの画像を見比べて、「同じ」「パッケージ違い」「違う」の印を付けるようにしています。文字で選んだ理由と、画像で比べた結果の 2 つが並ぶので、両方が「同じ」なら安心して先に進めますし、どちらかが食い違っていれば、そこを重点的に見ればよいと分かります。

情報登録 → AI 判定 → 仕入れ候補/仕入れ対象にならない、に分かれる AI 商品リサーチの流れ
情報登録 → AI 判定 → 仕入れ候補/仕入れ対象にならない、に分かれる AI 商品リサーチの流れ

候補に上がった商品を、人の目で確かめました

候補に上がった商品から、いろいろなパターンが入るように商品を選び、仕入先のページと Amazon のページを開いて確かめました。主な結果は次のとおりです。

パターン 件数 / 確かめた結果
文字も画像も「同じ」 件数:2確かめた結果:どちらも正しく同じ商品でした
メーカー名と商品のブランド名が違う 件数:1確かめた結果:AI は名前の違いを理解したうえで、正しく同じ商品と判断していました
画像が「違う」 件数:1確かめた結果:色違いの別の商品で、外して正解でした
Amazon で見つからなかった 件数:2確かめた結果:1 件は正解、1 件は見落としでした(下で説明します)
公式ショップの出品・利益が大きすぎるものなど 件数:4確かめた結果:商品は合っていましたが、仕入れの判断に要る情報が足りませんでした

商品が同じかどうかの判断は、全体としてかなり正確でした。間違いは見落としの 1 件で、原因もはっきりしています。

見つかった見落とし

「1000g」と「1000ml」を別の商品と判断していた

マッサージ用のジェルで、仕入先は「1000g」、Amazon は「1000ml」と書かれていたため、AI は容量が違うとして別の商品と判断していました。ジェルやクリームは、同じ商品でも g と ml の書き方がまざることがよくあります。実際に Amazon の候補には、同じ商品の 2 個入りが出ていました。

そこで、g と ml は同じ量として扱い、同じ商品の 2 個入りなどは「2 個セット」として、仕入れ値を 2 倍にして利益を出す形に直しています。Amazon で見つからなかった商品には、同じような見落としが混じっている見込みなので、直したあとに照らし合わせ直します。

商品は合っていても、仕入れには向かないもの

確かめていて目立ったのは、「商品は合っているのに、仕入れの対象にはならない」ものでした。

  • 公式ショップの出品:Amazon の商品名に「【公式】」と入っている商品は、確かめた 2 件ともメーカーの公式ショップの出品でした。見る人の設定で、最初から外せるようにします。
  • 利益が大きすぎる商品:利益率が 100% を超える商品は、出品者が 1 人だけで、販売実績のない高い値段が付いていました。売れれば利益は大きいのですが、まず売れません。30 日以内に売れたことがあるかを確かめて、外せるようにします。
  • 家電・大型の商品:扱う人と扱わない人がいるので、見る人ごとに外すかどうかを選べるようにします。

どれも人によって判断が分かれるので、自動で外すかどうかは、使う人がそれぞれ設定で選べる形にしています。外した商品も消さずに「外したもの」として残すので、気になるときはあとから見直せます。

まとめ

AI に商品を探してもらうと、たくさんの候補を短い時間で並べられます。ただ、AI の判断をそのまま信じるのではなく、人の目で確かめて、間違いの形を見つけて直していくことで、仕入れに使える精度に近づいていきます。仕入先と Amazon の画像を並べて見比べられるようになったことで、この確かめもずいぶん楽になりました。

今回見つかった点を直したら、また同じように確かめて、精度を上げていきます。

この記事を書いた人

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