SiteBeacon(サイト監視) 読む時間 約6分

死活監視は「ページが見えなくなった」だけでは足りない:サイトの監視を選ぶ前に確認する 6 つのこと

サイトの監視は、ページが見えなくなったかだけでなく、遅さ、中身の変化(メンテナンス中・noindex・Fatal error)、SSL とドメインの期限、通知先、夜間の通知で差が出ます。選ぶときに確認することを表にしました。

サイトの監視を選ぶ前に確認する 6 つ:見えなくなった・遅くなった・中身が変わった・SSL とドメインの期限・通知先・夜間の通知

監視のメールは一度も来ていないのに、先月から検索で来る人が減っている。調べてみると、テーマを入れ替えたときに「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入ったままだった。サイトは毎日きちんと開けていたので、ページが見えるかだけを見る監視は、何も知らせてくれませんでした。

監視サービスはたくさんあります。料金表だけで決める前に、「何を見て、だれに、いつ知らせるか」を確認しておくと、あとで困りません。

ページが見えていても、サイトは困った状態になる

多くの監視は、決まった間隔でページを開き、ページが表示できるかを見ています。表示できれば「動いている」です。

ところが、次のような状態でも、ページは表示できます。

  • 更新の途中で止まり、画面に「メンテナンス中」が出たまま。
  • PHP のエラーで、画面に「Fatal error」の文字だけが出ている。
  • noindex が付き、検索の結果から少しずつ消えていく。
  • 乗っ取られて、別のサイトへ飛ばされる。

ページが見えるかだけを見る監視サービスでは、これらに気づけません。選ぶときは、ページの中身まで見るかを最初に確認してください。

何を見るか:6 つの点を表に

見ること 見落とすと 選ぶときに確認すること 海外の主なサービスでは(2026 年 11 月の料金表) サイトビーコン
ページが見えなくなった 最初に気づくのが、お客さまからの連絡になる 何分ごとに見るか。何回続けて失敗したら通知するか UptimeRobot は 50 か所・5 分ごと。Better Stack・StatusCake は 10 か所。1 分より短い間隔は別の料金 5 分ごと。2 回続けて落ちたらメール(5〜10 分ほど)
遅い 開くのが遅く、問い合わせや買い物の途中で帰られる 何秒で「遅い」とするかを自分で決められるか 応答の速さを見られるものが多い。ページの重さまで測るものもある 既定 5 秒・サイトごとに 0〜15 秒。ページの重さは見ない
中身が変わった(メンテナンス中・noindex・Fatal error) ページは見えているので、ふつうの監視では通知が来ない 決めた文字があるかだけか。noindex・エラーの文字・別のサイトへの転送まで見るか UptimeRobot は決めた文字を監視できる 決めた文字・出てはいけない文字・Fatal error・noindex・別のサイトへの転送・ページが急に小さくなった
SSL とドメインの期限 警告の画面が出る。ドメインが切れるとサイトもメールも止まる 何サイト分見られるか。何日前に通知するか StatusCake は 1 つだけ。UptimeRobot・Better Stack も期限を見られる 全プラン・登録した全サイト。SSL は残り 30 日(短い証明書は 14 日)、ドメインは 30 日前・7 日前・当日
通知先 見る人に届かず、気づくのが遅れる メールのほかに、チャット・SMS・電話に送れるか Better Stack は Slack に送れる。SMS・電話は UptimeRobot・Better Stack とも有料のプランから メールだけ
夜間の通知 夜中に鳴り続ける。切ると朝まで気づかない 送らない時間帯を決められるか。メンテナンス中は止められるか メンテナンスの時間を決めて止められるものはある 夜の送らない時間(オンにしたとき・既定 23〜7 時)。メンテナンス中は最大 7 日止める

ほかのサービスの数は各社の無料の枠で、各社の料金表(UptimeRobot・Better Stack・StatusCake)を 2026 年 11 月 6 日に見たものです。変わることがあるので、申し込む前に各社のページでご確認ください。

通知は「だれが、いつ受けるか」から決める

表の中で、あとから変えにくいのが通知先です。

ひとりで自分のサイトを見ているなら、スマホでメールを受けるだけで足ります。ただし、回線の一時的な乱れなどで 1 回失敗しただけでも通知が来る設定だと、ページは見えているのに夜中に通知が届く「誤判定」が起きます。誤判定を避けるために、何回続けて失敗したら通知するか、夜は送らない設定があるかも確認しておくと安心です。

制作会社や保守の担当がチームで受けるなら、社内のチャットに流れるかが大事になります。だれか 1 人のメールに届くだけだと、その人が休みの日に見落とします。

サイトビーコンでできること・できないこと

サイトビーコンは、システマが作っている日本語の監視サービスです。上の表のとおり、ページの中身と期限を見るところに力を入れています。足りないところも書いておきます。

できること

  • 5 分ごとの監視と、ページの中身の確認(全プラン)。
  • SSL とドメインの期限(全プラン・登録した全サイト)。
  • WordPress に専用のプラグイン「SiteBeacon Reporter」を入れると、更新の残りやエラーの数、予約の投稿の状態も 1 時間ごとに届く。
  • ログインなしで見られる、お客さま向けの状態のページ。

できないこと(2026 年 11 月の時点)

  • 間隔は 5 分だけ。1 分などの短い間隔は選べない。
  • 通知はメールだけ。Slack・Chatwork などのチャット、SMS、電話、Webhook にはまだ送れない。
  • 更新の残りなど WordPress の中のことは、プラグインを入れたときだけ。WordPress ではないサイトは、外から見える範囲だけ。
  • リンク切れ・http の混ざり(混在コンテンツ)・ページの重さは見ない。
  • バックアップ、まとめての更新、改ざんの検査、既知の脆弱性の通知はしない。
  • 料金は、2 サイトまで 0 円、10 サイトまで月 1,100 円(税込)。11 サイト以上は問い合わせ。

決める前に、自分のサイトで 1 日だけ試す

監視の良し悪しは、通知が来たときに分かります。気になる監視サービスに自分のサイトを 1 つ登録し、わざと通知が来る状態を作ってみてください。ページの中身を見る機能があれば、「出てはいけない文字」に今のページにある言葉を設定すると、通知が届くかを確認できます。その機能がなければ、開くと 404 になる、ないページの URL を登録すると、エラーの通知が届きます。メールが何分で、どんな内容で届くかを見れば、毎日使えるかを決めやすくなります。

この記事を書いた人

システマ

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SITEBEACON

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